" /> 恋愛の先に「結婚」があると思い込んでいた私へ | ひぃ子さんブログ

恋愛の先に「結婚」があると思い込んでいた私へ

婚活

恋愛の延長線上に結婚がある。ずっとそう思っていました。

恋愛をすれば自然と結婚に結びついていく。そんな風に考えていた私は、いつの間にか“理想の相手像”ばかりを追いかけていたんです。


• 高身長(170cm以上)
• 高収入(年収600万円以上)
• イケメン
• 年齢差±3歳以内

こうして文字にしてみると、なんだか理想が高すぎて恥ずかしくなります。でも当時の私は、「こういう人じゃないと幸せになれない」と、本気で思っていました。見た目やスペックばかりを重視して、肝心な「中身」や「相性」のことを後回しにしていたんです。

でも、ある時ふと思ったんです。

それって本当に大事?

確かに見た目が良いと一緒に歩いていて気分も上がるし、年収が高いと将来も安心かもしれません。でも、イケメンでもモラハラ気質だったら?収入が高くても、仕事ばかりで全然構ってくれなかったら?

そう考えた時、初めて気づきました。結婚って、「スペック」よりも「一緒に生活を共にできるかどうか」が何よりも大切なんだと。

一緒に暮らすって、実はすごく難しい。育った環境も価値観も違うふたりが、同じ屋根の下で日々を過ごすんです。当然、ぶつかることもあります。だからこそ大事なのは、どれだけお互いに話し合えるか、歩み寄れるか。

でも、「私はこう思ったんだけど、どうしてこうしたの?」って、意外と言えない人が多いのではないでしょうか。

私もそうでした。
「彼に嫌われたくない」
「自分が間違ってるのかもしれない」

そんな風に思って、つい黙ってしまう。相手に合わせるばかりで、自分の気持ちを押し殺していたんです。

ある日、彼とのLINEでこんなやりとりがありました。

彼:「週末は保育園に通ってる姪の運動会の応援に行きます😅」

この「😅」の絵文字が、どうしても気になってしまって。
「運動会に行くのが嫌なのかな?」
「子どもの行事に消極的な人なのかな?」
「もしかして、家族との関係があまり良くないのかも…?」

たった一つの絵文字で、頭の中では不安がぐるぐる。
悩んだ末に、勇気を出して聞いてみました。

私:「応援で駆り出されるのはちょっと億劫な感じですか?😅←この絵文字が気になっちゃって!」

すると彼から返ってきたのは、こんな返信でした。

彼:「なんか叔父さんとしての参加って微妙な立ち位置だよなと思ってしまって笑💦行っていいのかしらと。めっちゃウェルカムは感じてるんですけど、個人的に!」

…なーんだ。
嫌だからじゃなくて、自分の立ち位置にちょっと照れてただけか。そうだよね、姪の運動会に叔父さんが来るって、ちょっと気恥ずかしいよね。家族総出って感じで、微妙な緊張感もあるよね。

このやりとりをきっかけに、「あ、この人にはちゃんと聞いても大丈夫なんだ」と思えるようになりました。

疑問に思ったこと、不安に思ったことは、優しく言葉にして伝えてみる。

私はこう感じたんだけど、どうしてそう思ったの?

その一言があるかないかで、関係は大きく変わるんだと実感しました。

恋愛のときのように「週末どこ行く?」とか「何食べたい?」という会話ももちろん大切。でもそれ以上に、「お互いの考えを言葉にして伝える」ことが、結婚という生活の土台になっていくのだと思います。

だからこそ、理想の条件にとらわれすぎず、「この人と一緒に暮らしていけるか」「ちゃんと話し合えるか」を大切にしてほしい。

それができる相手なら、きっと乗り越えられることがたくさんあるはず。
その先には、あなたらしい明るい未来が待っていると信じています。

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